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1月20日のゲレンデ2021/01/20

今シーズンはオープン時より全コース滑走可能で、昨年とは打って変わったシーズンとなっています。朝の気温もこのところほぼ毎日氷点下で積雪のあった翌日は美しい景色を見ることが出来ます。
続きを読む »コマユミの紅葉2020/11/23

小雨模様の中、車を走らせていると遠くに桜が咲いているような雰囲気の木があり、近づいてみるとコマユミでした。コマユミが薄ピンクに紅葉していました。ここに来るまでにも何本か小さな同じような木を見て、何だろうと思っていたのですが、ちょっとした疑問がとけてすっきりです。もっと赤くなる葉だと思っていたので。
続きを読む »ヨウシュヤマゴボウとカラス2020/11/06

カラスが何かくわえて道路に置き啄んでいます。よく見ていると道路のすぐ下に生えているヨウシュヤマゴボウを運んでいるようです。そして食べています。
続きを読む »マユミの実2020/10/30

ニシキギ科のマユミ(真弓)が見事に実を付けました。遠くからみると春の紅梅か桜の様です。春は地味な小さな花を沢山咲かせていました。名の由来はマユミは柔軟性がありよくしなるので昔、弓を作るのに枝をそのまま使った丸木弓からマユミになったとのことです
続きを読む »ヌルデの虫こぶ2020/10/28

車に乗っていて気持ちの良い空をふと見ると、木の実の様なものが3か所ぶら下がっています。木はヌルデです。「ヌルデの虫こぶ」って聞いたことがある、もしかしたらこれかなとヌルデの枝を引っ張るとポトッと落ちました。
続きを読む »アシナガバチが今年も。2020/10/26

5月25日ふと外を見ると、今年もアシナガバチがブロックの穴に巣をつくっています。昨年と同じ穴です。ここは昨年、居心地がよかったのでしょうか。女王バチがせっせと巣を作っています。産卵もしているのでしょう。今年も雨除けの庇を作っておきました。
続きを読む »ヤマブドウの紅葉2020/10/19

ヤマブドウが栃やブナの大木を覆っています。年々広がっています。夏の間は目立たないので気になりませんが、紅葉してくると断然目を引き、あまりにもすごい生命力と紅葉の美しさに圧倒されます。そして覆われている栃の木やブナは枯れてしまわないでしょうか。
続きを読む »ヤクシソウ2020/10/17

キク科のヤクシソウ(薬師草)が可愛く咲いています。名の由来は、葉の形が薬師如来の光背(後光)に似ているということから。花は春に咲くジシバリを小ぶりにしたような柔らかい感じです。茎を切ると乳がでるので乳草ともいわれます。茎は見た目より硬くしっかりして70~80cm位立ち上がっていることもあります。
続きを読む »紅葉のミソハギ2020/10/16

ミソハギが奇麗に紅葉しています。7月~8月頃赤紫の小さな花を沢山つけます。和名は禊萩(みそぎはぎ)だそうです。お盆の花として有名で、この辺りでは観賞用としてというより、盆花として女郎花と一緒に畑の片隅で咲いているのをよく見かけます。ちょっと湿り気味の所が敵地ですが、意外にどこでもよく育ちよく増えます。
続きを読む »ツルリンドウの実2020/10/13

リンドウ科のツルリンドウがきれいな赤い実を付けています。1㎝位の実は土手に這い上がっていても目立ちます。蔓ですがそれほど長くはなく50cm程で草に絡んだり、地面をはったりしています。
続きを読む »リンドウ2020/10/12

曇りや雨天の日が多いこの頃、キャンプ場に行く途中で開いたリンドウを見つけました。数時間、陽がさしていたので開いたのでしょうね。この時期リンドウは珍しい花ではありませんが、見つけると車を降りずにはいられません。
続きを読む »ハチ北秋の自然観察会2020/10/08

10月7日・8日と「ハチ北秋の自然観察会」を開催しました。今年は9月の雨が少なかったためか例年よりキノコが遅くて心配しましたが、ハタケシメジ、サクラシメジ、アミタケ等食用キノコが大量に収穫できました。昨年の今頃はナラタケがたくさんあったのですが今年はほとんど姿を見ません。
続きを読む »オニグルミ2020/09/25

農道沿いのオニグルミの木の下に実が落ち始めました。落ちたものは外の皮が黒くなり中の堅い実だけになっているものが多いので拾いやすい。ちゃんとクルミの形をしています。
続きを読む »グリーンパークハチ北キャンプ場2020/09/22

連休中、天気に恵まれ多くのお客様にお越しいただきました。隣接するマレットゴルフ場で楽しむご家族、散策を楽しむ方々。トイレと炊飯棟しかないキャンプ場ですが、「それがいい」と何度もお越し下さるお客様もおられ、本当にありがたいことです。19日~21日は、ハチ北温泉「湯治の郷」が営業だったので、温泉を楽しむお客様もいらっしゃいました。
続きを読む »エゴマ かな?2020/09/18

以前から少し生えていてエゴマかな?と思っていたのですが、2~3年ですごく増えて栽培しているのかと思う程になりました。シソのような鋸歯ではなく、葉も少し硬いような。シソに似ているけどシソではないような。。
続きを読む »オタカラコウ2020/09/14

春はザゼンソウの群生地が今はキク科のオタカラコウが雄大な花を咲かせる場所になっています。草丈1m程になっている株もあり、オタカラコウの良さを十分に発揮しています。周りのススキと奇麗に調和して、いかにも秋の風情。ツリフネソウも咲いて、これからはミゾソバ、ノコンギクがこの湿地にさきほこることでしょう。
続きを読む »萩2020/09/09

久しぶりに萩の大きな株をみました。鹿の届かない場所に咲いていたので食べられなかったのでしょう。収穫の時期を迎えた棚田の稲と今が美しいススキと萩、「秋なんだなあ!」と感じる風景です。
続きを読む »色とりどりのゲンノショウコ2020/09/01

ゲンノショウコがあちこちに咲いています。言わずと知れた薬草です。どこにでも生えている植物です。でも花の色は東日本には白が多く、西日本は淡紅、日本海側は紅色が多いということです。白です。
続きを読む »ゴボウの実?2020/08/08

以前は畑だった場所、ゴボウを栽培されていたのは知っています。今はすっかり荒れ地になりススキやブタクサが茂り放題。でも毎年ゴボウの花が咲き実というか付きます。最初に花だけ見たときはゴボウの花だとは思いませんでした。でも葉を見るとゴボウ。ゴボウの花だとわかったときは感動でした。野菜の花はいろいろ見るけどゴボウに花が咲くとは思ってもみなかったので。
続きを読む »休耕田のヒマワリ2020/08/07

今年も休耕田に植えたヒマワリが咲き始めました。梅雨の期間が長かったせいなのか去年より小ぶりのヒマワリです。去年は花を見上げていましたが今年は見下ろす感じ。花もこじんまりと可愛く咲いています。
続きを読む »夕方のため池2020/08/03

少し涼しくなり始めた夕方、車で大平池(ため池)を通るとよくカモに会います。池の縁にに十数羽が並んで池を見ている時もあり、みんなで水に浮かんでいる時もあり、のどかな風景です。
続きを読む »大沼の花2020/07/29

久しぶりに大沼に行ってみるとコオニユリが咲き始めていました。緑の中でオレンジは鮮やかです。遠くでも目につきます。蕾も何株かありしばらくは華やかな大沼です。
続きを読む »可愛いモジズリ2020/07/26

ラン科のモジズリが建物の隙間にきれいな螺旋状で咲いています。ゲレンデの草の中にもたくさん咲いていましたが、こんなにクルクルねじれたのはなかったような。割とどこでも生えて知らない間に庭でも咲いています。この辺りではネジレバナと呼んでいます。この株は左巻きかな。
続きを読む »ヤブカンゾウの小群落2020/07/24

毎日雨天が続いていますが、ヤブカンゾウが夏らしい色合いで大きな花を咲かせています。この奇麗な花は1日花なので明日にはしぼんでしまうちょっとおしい花。花だけ見ると炎の色でしかも八重、暑苦しい感じがするのに遠目の群生は涼しそうです。どこでもよく見かけ、アスファルトの隙間からでも花を咲かせている強い花です。
続きを読む »トキソウときれいな蝶2020/06/28

昨夜は大雨でしたが、雨も上がったのでトキソウが咲いているかもしれないと思い久しぶりに大沼に行ってみました。草をかき分け入っていくと今年も咲いていました。毎年見ていても感動です。辺りが背の高い草のせいかちょっとひ弱なトキソウです。
続きを読む »スイカズラ2020/06/10

スイカズラ科のスイカズラ(吸葛)があちこちの石垣に垂れ下がって咲いています。名の由来は子どもたちが花の付け根にある甘い蜜を吸っていたことから付けられています。また、(忍冬(ニンドウ))とも呼ばれ、冬を耐え忍ぶように緑の葉っぱを茂らせていることから。更に花色が白から黄色へと徐々に変化するので(金銀花)とも呼ばれています。どの名前も印象的な感じの良い名前です。
続きを読む »群生するウツギ2020/06/07

ユキノシタ科のウツギが群生して咲いています。以前はだんだん田んぼで、毎年きれいに草刈りがされていた為ウツギも刈り取られていたのでしょう。今は放棄田となり伸び伸びと好き放題に咲き誇っています。斜面を埋め尽くす勢いです。
続きを読む »サワギク2020/06/05

大山祇神社の境内にサワギクが咲き始めました。沢沿いに多いことからこの名前がついています。境内は沢沿いという程ではありませんが、近くをザゼンソウが咲く小さな小川が流れています。杉木立の中のちょっとうっそうとした所です。別名はボロギク。これは花が終わった後にできる綿毛が ノボロギクやダンドロボロギク等と同じボロのように見えることから。
続きを読む »小さなヒメハギ2020/05/23

ゲレンデの野芝やスズメノヤリに混じって可愛いヒメハギ科のヒメハギが咲きました。草丈は10㎝もないものが多いのですが、色がきれいで目立つので割とすぐ見つけることが出来ます。ハギと名が付いていてもマメ科のハギとは関係なく、名の由来は小さな赤紫色の花がハギに似ているからということ。葉の形も可愛いしヒメハギのファンです。
続きを読む »レンゲツツジの群生2020/05/22

数年前までスキーゲレンデとして利用されていた場所。今はただの放棄地のようになっている場所に行ってみると、レンゲツツジが草の中にたくさん生えているのを見つけました。鮮やかな花が目立つので「あ、レンゲツツジがあるんだ・・」のような感じで。よく見ると小さくて花を付けていない株もたくさんあります。
続きを読む »ヒトリシズカ2020/05/19

林の縁のちょっと薄暗いところにセンリョウ科のヒトリシズカ(一人静)が咲いています。少しの群があちこちに。名前が良いですね。名の由来は1本の花穂を出してそっと咲いている清楚な佇まいが静御前のようだということから。
続きを読む »コミネカエデの花2020/05/18

コミネカエデが花を咲かせています。ほかのカエデより少し遅い花のようです。ほとんどの総状花序が上を向き、小さな5㎜程の花がついています。花弁は5枚。雄蕊が飛び出した黄みどりの花が可愛いです。
続きを読む »可愛いフモトスミレ2020/05/17

車を走らせていると、目の端に白い小さなものが入り、ニョイスミレかなと思いながら進んだのですが、なんだか気になり戻ってよく見ると可愛いフモトスミレでした。1株見つけよく見るとあちこちにまばらに群生しています。
続きを読む »雨に濡れたサンカヨウの花2020/05/16

久しぶりに纏まった雨が降り、まだサンカヨウが咲いているのか心配しながら写真を撮りに行くことを思い立ちました。ちょっと雨足は強いけど、思い立ったが吉日。到着した頃には雨も止んでサンカヨウもまだ咲き残っていました。雨水をしっかり吸い込んだ花びらは、ガラス細工のような感じです。家でそうめんを食べる時用のガラスの器に似ていて何だか可笑しくもあり。
続きを読む »エイザンスミレ2020/05/15

独特な葉の形のエイザンスミレが薄暗い林の中に咲いています。腐葉土でふかふかな場所です。名の由来は比叡山に生えるスミレだからということですが、あちこちに咲いているとのこと。ここハチ北にも咲いているのですからね。10m四方位のところに30株程ポツポツと咲いていました。
続きを読む »ズミの花が咲きました2020/05/13

バラ科のリンゴの仲間のズミがリンゴそっくりの花を咲かせています。名前の由来は秋に赤く熟す果実に酸味があることから、酢実(すみ)が転訛したとの説があります。実は1㎝足らずの小さな実なのですが、形はリンゴのようでとても酸っぱいのです。別名コリンゴとも呼ばれています。
続きを読む »新しい芽2020/05/12

ザゼンソウ群生地のある大山祇神社の境内に、天然の植木鉢にいろいろな新芽が育っています。直径90㎝はありそうな古い杉の切り株がちょうど良い植木鉢になっています。外側は苔で覆われ内側は杉が腐食して柔らかくなっています。適度に湿気もあり、水はけもよさそう。
続きを読む »シハイスミレ2020/05/11

ゲレンデの土手にシハイスミレ(紫背菫)が咲いています。この辺りの民家付近ではあまり見かけませんが、ちょっと山に行くと咲いているスミレです。オオタチツボスミレの様な大き目の群落ではなく、間をとったような感じのまばらな群落に出会います。
続きを読む »サンカヨウに柵をしました2020/05/09

今年もサンカヨウに柵をしました。今年は早めに作業したので鹿の被害は少しでした。でもちゃんと食べに来ています。3年ほど前に比べると大きな株も増えてきたような気がします。
続きを読む »ハウチワカエデの花2020/05/08

ハウチワカエデ、別名(名月楓(メイゲツカエデ)が鮮やかな花を咲かせ始めました。雌雄同株で、一つの花序に雄花と両性花をつけています。 萼の色が7ミリ程のちょっと暗い紅色で、花びらの色は淡い黄色。花弁は小さいので萼の方が断然目立ちきれいですね。
続きを読む »ナツグミの花2020/05/05

グミ科のナツグミが花を沢山つけました。野山に自生するグミで初夏に酸味と渋みのある赤い1㎝程の実を付けます。秋に実を付けるアキグミより大き目の実です。グミの花をまじまじと見ることはあまりない気がしますが、よく見ると案外かわいい感じ。
続きを読む »イワカガミ2020/05/03

4月中旬にこの群落に出会った時はまだ蕾もなかったのに、今日はよく咲いていました。小群落が何か所かに分かれていて、それぞれ可愛い漏斗状の花を咲かせています。小群落により何が違うのか、濃いピンク、ちょっと薄めのピンクに分かれています。
続きを読む »ユキグニミツバツツジ2020/05/01

待ちに待ったユキグニミツバツツジ(雪国三葉躑躅)が咲きました。このツツジが咲くと本格的に春が来たんだなと思います。この辺りではそんなにたくさん自生しているツツジではないのに。鮮やかな色のせいでしょうか。周りの木々の緑もまだ淡く、咲き始めの色の濃さは目立ちます。
続きを読む »キャンプ場の桜2020/04/29

今年もキャンプ場の桜が次々に咲き始めました。本来ならキャンプ場オープンしてこの桜の下でキャンプをしていただくはずだったのですが、今年はコロナウイルス感染防止の為、休業しているので独り占めです。この桜は少し散り始めました。3本の桜の中でいち早く咲く大木です。
続きを読む »ヤマエンゴサク2020/04/25

ケシ科のヤマエンゴサクが儚げに咲いています。キケマンやムラサキケマンの仲間なので花の形はよく似ています。草丈は短く15センチ位。葉の形も可愛いです。今年は里で3月の終わり頃見ました。少し標高の高いところは今でもきれいです。
続きを読む »ナガバモミジイチゴの花2020/04/24

バラ科のキイチゴ、ナガバモミジイチゴがあちこちの土手に可愛い花を咲かせています。どの花も下向きです。6月ごろになるとオレンジ色の実をつけて、美味しいおやつになります。ポロッと採れて甘いイチゴ。散策の楽しみです。
続きを読む »ニホンアナグマ2020/04/22

今日は朝から温度が上がらず、時折雪が降る寒い日です。寒い日が続き桜も長く咲いています。そんな中、早くも冬眠から覚めたニホンアナグマが枯草の中に顔を埋めてせわしく動いています。ミミズやカエルを探しているのでしょうか。
続きを読む »コチャルメルソウ2020/04/20

ユキノシタ科のコチャルメルソウがひっそりと谷川沿いに咲きだしました。葉がユキノシタに似て、花の大きさは4~6ミリ、色は茶色と緑。しかも花びらという感じではなく、蜘蛛の巣かサンゴのような形の物が5個ついています。持っているカメラでは花のアップが撮れないのが残念ですが、本当に面白い形。
続きを読む »お地蔵様とイチリンソウ2020/04/17

どの集落でも入り口にお地蔵さまがいらっしゃるように、ハチ北(大笹区)の入り口にもお地蔵様がいらっしゃいます。そして区民を様々な災いから守って下さっています。
続きを読む »クサソテツ(こごみ)2020/04/15

すぐそばの河原にクサソテツがたくさん出ています。1週間前はまだ見なかったのに、気が付けばニョキニョキとあちこちに。成長が早いんですね。和名は(草蘇鉄)で太く直立する根茎やその先端から広がる葉の様子がソテツに似ているからだそうです。成長した姿も美しく観賞用としても栽培されるとか。この辺りでは、あまりにも身近にあるシダなので観賞用ってピンときません。
続きを読む »ピカピカのイワカガミの葉2020/04/13

車で山道を走っていると、前方の山肌が何かピカピカしている感じ。そのまま通り過ぎたけど気になってバックして確認してみると、イワウメ科のイワカガミ(岩鏡)の群落です。花はまだ咲いておらず、葉だけがアピールしていました。名の由来が岩場に多く生えて、葉の光沢を鏡に見立てたとのこと。
続きを読む »ショウジョウバカマ2020/04/11

シュロソウ科のショウジョウバカマが可愛らしく咲き始めました。ショウジョウバカマの名前の由来は花を能楽で使う能装束の空想上の「猩々」(中国の伝説上の動物)の赤い頭の毛と見立て、葉を袴と見立てたものだと言われています。
続きを読む »サンインスミレサイシン2020/04/08

杉林の中にスミレ科のサンインスミレサイシンが咲いています。日本海側の多雪地帯に生える代表的なスミレだそうで、大き目の花をゆったりと咲かせています。葉が出る前に花が咲き、少し遅れて縮まったような伸び切らないような感じで葉が展開します。茎が赤紫、咲いている場所も他のスミレがあまり咲かない様な所、しかも大き目。目立ちます。
続きを読む »タムシバ2020/04/07

まだ葉をもたない山々の木々の中、うららかな陽光をいっぱい浴びてあちこちでモクレン科のタムシバが咲き誇っています。遠くからでも目立ちます。名の由来は、葉をかむと甘くて良い香があるのでカムシバとなり、それがなまってタムシバとなったということ。枝を折ると本当に良い香りがします。風が吹くと一斉に揺れ、小鳥がピーチクパーチク騒いでいるような雰囲気となり何か楽しいものです。もちろん音がするわけではありませんが。どこで鳴いているのか姿は見えないけどツピーツピーと囀りが聞こえて一層楽しくなりました。コガラでしょうか。
続きを読む »ザゼンソウ2020/04/05

ハチ北を代表する花のザゼンソウですが、最近では群生地のザゼンソウが小ぶりになり、色も鮮やかではない花が多くなっています。大笹区と専門家、当協会でいろいろ話し合いの中で、杉が大きく茂りすぎているのではないか、日照不足ではないか等意見が出されました。その意見を基に杉の間引き伐採と誘水、遊歩道の整備等に昨年から取りかかっています。以前のような群生地になるにはどの位の年数がかかるのかわかりませんが、諦めずに取り組むのみです。
続きを読む »「みずばしょうの里」2020/03/27

サトイモ科のみずばしょうが可憐な花姿を見せています。わさびやのご主人が長年かけて実生より育てた花です。昨年の秋、多くの株が鹿か猪に踏まれたり食べられたりしましたが、残った株はこんなに見事に花を付けました。
続きを読む »ヤマハンノキ2020/03/14

カバノキ科のヤマハンノキが7~8センチ位の長い雄花序を垂れています。今の時期、葉のない木々が多いのでよく目立ちます。枝先から順に長い雄花序、次に赤紫色の小さい雌花序、次に葉芽を付けています。黒い実の様なものは昨年の果穂で、たくさん残っていてリース作りの材料としても使えます。
続きを読む »早くもキンキマメザクラが2020/03/12

今日はすっかり春の陽光。道路沿いに何やら花らしいピンクが目に入り、もしかして・・まさかね・・と思いつつ近づいてみるとやっぱりキンキマメザクラでした。この辺りでは春一番のように咲く桜ですが、昨年より早いです。
続きを読む »サルトリイバラの実2020/02/16

サルトリイバラ科のサルトリイバラの実がまだ木に絡んでいました。名の由来は蔓には鋭い刺があり、猿でも引っかかって逃げれなくなってしまうということから。確かにサルトリイバラやノイバラのはびこる野山は人間でも歩きたくないですね。
続きを読む »こぶ病のコナラ2020/01/29

車で走っていて、黒い塊をたくさんつけている木が目に入りました。良く通る道路なのですが、木に葉が付いている時期は目立たないのでしょう。鳥にしては動かない、巣にしても変。なので車を降りてよく見ると黒い塊。
続きを読む »水辺のコリヤナギ2020/01/28

気温が高く雪にならずに雨の一日。何だか春雨のよう。水辺ではヤナギ科のコリヤナギが早くもふんわりとした花を咲かせている。月末とはいえまだ1月、こんなに早かったっけ。そもそもこの時期はどこも雪に覆われているのが普通なので見に行ったことはなかった。
続きを読む »ハコベ2020/01/27

ナデシコ科のハコベがあちこちで白い可愛い花を咲かせています。春、畑に大群落で咲いているのを良く見ます。花びらが10枚あるように見えますが、そうではなく小さな白い5弁花でさらにそれが2裂するので10枚のような感じです。きれいな星型で咲きます。子供の頃は「ひよこぐさ」と呼んでニワトリに食べさせていました。割とどの家でも縁の下の空間を利用してニワトリを飼っていましたので。でも人間は食べなかったような気がします。
続きを読む »ヒヨドリジョウゴの実2020/01/19

野を歩いているとぶら下がった蔓性のヒヨドリジョウゴの実に出会いました。ナス科で8月ごろ花びらが反り返った白い花を咲かせ、葉はアサガオに似ています。名の由来はヒヨドリジョウゴを漢字で書くと「鵯上戸」で、上戸というのは酒好きの人のこと。お酒を飲んでよく笑う人を「笑い上戸」泣く人を「泣き上戸」といいますね。つまり、ヒヨドリたちが果実に群がって食べる様子を、お酒好きの人たちがお酒を飲んで騒いでいるようだということで「ヒヨドリジョウゴ」とついたとのこと。
続きを読む »赤い実のヤブコウジ2020/01/16

ヤブコウジが林の中でひっそりと可愛い赤い実をつけています。小さいので草のように見えますが、サクラソウ科の常緑木本植物です。実が可愛いのでよく庭に植えられたり、寄せ植えの材料になっています。園芸屋さんで販売されているヤブコウジにはたくさん実が付いていますが、林の中のものは1つか2つが多い気がします。また、この実が万両や千両と似ているため、十両ともいわれ、お正月の寄せ植えに利用されています。縁起物としてよく知られているのが、ミヤマシキミ(億両) マンリョウ(万両) センリョウ(千両) カラタチバナ(百両) ヤブコウジ(十両) ツルアリドウシ(1両) です。どれも緑の葉と赤い実、いかにもきれいでおめでたい気がします。マンリョウとセンリョウは正月前になるとほとんどの園芸屋、花屋で売られているので良く見ますが、カラタチバナ、ミヤマシキミはあまり見かけないかな。
続きを読む »ツルアリドウシ2020/01/15

ヤブコウジの実をさがして林を歩いていると、枯葉の間から赤い実がのぞいており近づいてみるとアカネ科のツルアリドウシの実でした。この季節赤い実はこんなに小さくても目立つのですね。常緑蔓性なので緑の葉もきれい、赤い実を一層引き立てています。
続きを読む »暖冬なので2020/01/13

本当に暖冬。雪が全くない。なのでこの辺りではいつもの年なら3月頃からの光景があちこちで見られる。早くに日本水仙が蕾をつけている。雪が降ったらどうするの。
続きを読む »アオツヅラフジの実2020/01/12

ツヅラフジ科のアオツヅラフジがきれいに実を残しています。春、白い花を咲かせ秋には6~ 8mm位の果実がブドウのように房状に結実し、葉も落ちた晩秋のころ青く熟して目立つようになる。見た目美味しそうではあるが有毒。鳥も食べないのでいつまでも残っているのでしょう。今冬は雪がないので目につくけれど、例年なら雪をかぶって目に付かないのだろうに。
続きを読む »キカラスウリの実2020/01/07

道路わきにキカラスウリの実がきれいにぶら下がっていました。今冬は雪が少なくて落ちなかったのでしょう。果実が黄色に熟すのでキカラスウリ、赤く熟すカラスウリとは対照的。熟す時期もカラスウリは10月から11月頃、キカラスウリは12月頃からで少し遅い。こんなに目立つのに残っているのは鳥も食べないということでしょうか。この時期柿の実があちこちにたくさん残っていて、柿の実のほうがだんぜん美味しいということでしょうか。柿の実は本当にあちこちに鈴なりに残っています。柿を食べたり干し柿にしたりする人が少なくなったのかな。鈴なりの1本の柿の木にたくさんカラスやヒヨドリが止まってつついている光景を良く見かけます。
続きを読む »雪の中のオドリコソウ2019/12/28

道路のすみっこにオドリコソウが咲いていてびっくりしました。暖冬とはいえ師走も押し迫った冬にです。春に咲く花で3月~6月頃に良く見かけます。寒い日の後に暖かい日があったので冬が過ぎて春になったと勘違いしたのでしょうか。割と日当たりの良いところに咲いています。名の由来は花が輪になって笠をかぶった踊り子の姿に似ているからで「踊子草」の和名が付いています。花には密があり花を抜いて付け根のところの密をよく吸ったものです。ほんのり甘い蜜です。
続きを読む »フユイチゴ2019/12/08

今年もあるかなと茂みの中をのぞくとありました。雪の寒空の下、赤く可愛く美味しそうに実をつけたフユイチゴです。イチゴと名の付く他のイチゴは、ほとんど春に花を咲かせ夏までには実を実らせます。フユイチゴと名の付くコバノフユイチゴでさえ春の終りに花を付け夏には赤い実をつけます。フユイチゴは夏に花を付け実は今頃の寒い時期、本当に冬のイチゴです。なぜこんな寒い時期に実を付けるのか不思議。
続きを読む »里まで雪が・・。2019/12/06

いよいよ里まで雪が降りてきました。洞泉駐車場の様子です。午前8時現在、ハチ北観光協会前の積雪は8cmです。山はもっとあるはず。今日の香美町の天気予報はほぼ一日中雨なのでこの辺りでは雪かも。昨日大急ぎでスタットレスに替えてよかった。
続きを読む »晩秋のハチ北2019/11/27

華やかな紅葉も終わり、どこもかも黄金色に染まった晩秋のハチ北。人工の雪作りに大忙しです。真っ白の小山が幾つも出来て辺りの景色を引き立てています。
続きを読む »ヤマドリ2019/11/17

配り物の配布中、鳥が道路をゆっくりゆっくり歩いて横切ろうとしていました。車を止めてフロントガラス越しに写真を撮りましたが、一向に逃げる気配がありません。なので窓を開けてゆっくり写真を撮ってもこちらには無関心です。美しい紅葉と美しい鳥。尾が長いのでてっきりキジだと思って見ていました。キジがどんな鳥なのかもはっきりわかっていませんでしたが。
続きを読む »初冠雪2019/11/15

昨年より1週間程早く初冠雪です。里の紅葉はまだ少し残っていますが、頂上付近はすっかり落葉して寒々しい風景となりました。「今朝はさむいなあー」と感じましたが、道路の温度計が1度と表示され、山が白くなっているのを見ると成るほど・・です。
続きを読む »オープンに向けて着々と2019/11/13

今日のハチ北はすっきり晴天で、とっても気持ちよいです。オープンを後1ヶ月に控えスキー場も着々と準備が進められています。人工造雪機で造られた雪の小山が幾つも出来て、吸い込まれそうなほど青い空とのコントラストが最高です。
続きを読む »ムキタケ2019/11/03

美味しそうにムキタケが出ています。汁物やお鍋に入れても美味しいきのこです。皮の下にゼラチン層があり皮が剥きやすい事から「ムキタケ」の名がついたと言われています。そのため食感がとろとろでのどごしがつるん。厚みもあり料理しても量が減ることなく良いきのこです。すき焼き風にお肉と炊いても美味しい。
続きを読む »大量のナラタケ2019/10/23

今年の秋は雨の日が多く紅葉はどうかなと思いつつ、山に出かけることがありませんでした。雨の止み間に様子を見に行ってみました。いつも霧がかかったような山でしたので気がつきませんでしたが、いつの間にか少しずつ紅葉が始まっています。見ごろは来週かな。歩いているとナラタケを見つけました。それもあっちこっちで。紅葉の写真はまだ撮れませんが、ナラタケはばっちり。
続きを読む »ウメバチソウ2019/10/22

ニシキギ科のウメバチソウが可憐に咲いています。和名は梅鉢草、名の由来は花が家紋の梅鉢に似ているから。花弁の脈が目立ち仮雄しべの黄緑と白の花弁、本当にさわやかな取り合わせです。花の真ん中に雌しべがあり、そのまわりを白の雄しべ(1日に1本ずつ立ち上がって花粉を出す)がもこっと取り巻き、花弁の上にそれぞれ細かに分裂した仮雄しべ(花粉を出さない)が広がっている。
続きを読む »マムシグサ2019/10/20

サトイモ科のマムシグサがきれいな実をつけています。秋の草枯れの中でこの色は目立ちます。見た目、何だか美味しそう。でも触っても舐めてもいけない勿論食べてはいけない猛毒なのだそうです。触った場合肌荒れを起こし、人によっては皮膚炎の症状が強く出ることもあり、口に入れた場合、人によっては頭痛、口唇のしびれや舌の腫れ、喉の渇きや声のかすれ、また、味覚が失われたり口を開けることも困難になる場合もあるとのこと。少し舐めただけでも小さな針が口の中にいっぱい刺さった感じで激痛が喉まではしり、唾も飲み込めずよだれをたらしたままの悲惨な状態が何時間も続くとのこと。動物にも食べられずにいつまでも秋の野に残っている理由はこれなんですね。恐るべしマムシグサ。
続きを読む »サクラタデ2019/10/09

タデ科のサクラタデがほんのりピンク色に優しい花をつけています。名の由来は春咲く桜に似ているから。タデ科の花は小さな花を付けるものが多いですが、サクラタデは約9mm程の花を付け割りと大きめです。よく見ると本当に桜のよう。群生を見つけると「わぁー」っと思わず声が出ますね。
続きを読む »可愛いノギク2019/09/28

色々のノギクがあちこちに咲いています。中でも大き目の花と艶のある葉をつけるヨメナ(嫁菜)。しっとりと大らかに咲いて目立ちます。花の色や姿がやさしいので「嫁」の名前が付いているそうです。春の若菜をてんぷらでいただくと良い香がします。
続きを読む »ツチアケビの実2019/09/23

薄暗い林の中で茎も実も赤いラン科のツチアケビが実をつけています。草丈50cm程でしょうか。名の由来は実がアケビに似ているのでツチアケビ(土木通)と名付けられたそうです。アケビというよりウインナーソーセージみたいですね。ちょっと不気味な感じもするけど。果実を天日で乾燥させたものを土通草(どつうそう)と言って強壮、利尿作用等の効能があるそうです。
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