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9/10のグリーンパークハチ北について2022/06/18

ご注意ください!
2022年9月10日は音楽イベント「関西音楽酒場」が開催されるため、キャンプ場の予約システムがイベント専用のものになります。
コース外を楽しむ2022/02/11

ご両親がボードを楽しんでいる間、おじいちゃんおばあちゃんと雪遊びを楽しんでいます。雪玉を作って投げたり、誰も踏んでいない斜面を登ったり。楽しそう!
続きを読む »吹雪の中の小鹿2022/01/12

吹雪の中、一頭の鹿が料金所前をうろうろしてお客様の車の流れを妨げています。小鹿です。すぐに山に戻るのかと思い放っておきました。道路沿いは積雪があり山側に登れないようです。反対側は切りたった川。1時間ほど経ってもまだうろうろしています。そのうちうろうろしなくなりました。心配になり見に行くと力尽きたのか水が流れている溝にうずくまって不安そうにこちらを見ています。何か危害を加えるのだと思っているのでしょうね。
続きを読む »残った柿の実2022/01/07

昨年は柿の生り年だったのか鈴なりの木をよく見ました。甘柿はもちろん、渋柿もこの時期になると甘々のぽてぽてとなりお菓子のゼリーを思わせる食感になりますね。なのでこの実も小鳥の餌になっていても良いのに、今年はたくさん残っています。昨年はたくさんのヒヨドリが、一昨年はカラスが集団で賑やかに食べ散らかしていました。今年は小鳥の餌が豊富なのでしょうか。
続きを読む »ヤブデマリの実2019/07/19

ヤブデマリの実が鮮やかな赤になり、華やかな季節を迎えています。きれいな葉脈と鋸歯の葉の間から規則正しく実をつけています。春の白い花もきれいでしたが、赤い実も鑑賞に値しますね。
続きを読む »梅雨の晴れ間のナワシロイチゴ2019/07/20

今年は冷夏で日照時間が短いとニュースで言っていました。畑の作物も稲も困ったことです。でもバラ科のナワシロイチゴの実は元気良く赤くなっています。酸味が少し強いものの甘みもありなかなか美味しいイチゴです。しかも群生しているところには食べても食べてもまだあるって感じ。石垣に垂れているのを良く見かけます。日当たりも良く他の植物に邪魔されなくて良いのでしょうか。
続きを読む »良く育ったラベンダー2019/07/23

シソ科のラベンダーが大株になりました。品種はわかりませんがイングリッシュラベンダーです。植えっぱなしで15~16年程。たった1株なのに測ってみると端から端まで1m80cm程。特に手入れをする訳でもないのに毎年咲いてよい香を漂わせています。 ラベンダーは、鎮痛や防虫、殺菌、精神安定などに効果があるといわれていて本当に良い香。芳香剤に良く使われているのも納得です。
続きを読む »オオキツネノカミソリ2019/07/23

ヒガンバナ科のオオキツネノカミソリが道路沿いの土手に咲き出しました。明るいオレンジなので目立ちます。オオキツネノカミソリはキツネノカミソリの変種です。キツネノカミソリの花は雄しべが花より短めですが、オオキツネノカミソリはグッと外に突き出しています。ヒガンバナ科の花ですので、花の時期には葉がなく花が終わってから一斉に葉が出てきます。夏の花らしいオレンジ色。遠くから見るとユリ科のヤブカンゾウかなと思ったりしますが、近づいてみると全く別の花ですね。
続きを読む »オニノヤガラ2019/07/24

キャンプ場に行く途中でラン科のオニノヤガラに出会いました。小さな2cm位の花が上方に付き、葉も枝もなくただスッと立っています。草丈は140cm程でよく育ったオニノヤガラです。雑木林内に生える葉緑素のない腐生植物で、この杉林の10m四方位のところに点在しているのを5本見つけました。
続きを読む »オモダカ2019/07/25

昨日、梅雨明け宣言を天気予報がしました。いよいよ夏、今日も暑くなりそうです。そんなことにはおかまいなく、オモダカ科のオモダカが特徴のある矢じり型の葉の間から涼しそうに可憐な白い花を咲かせています。田んぼに咲くにはきれい過ぎる雑草のようで、睡蓮鉢で育てたり、ビオトープ作りで植えられたりもしています。店で販売されているのも見かけます。葉だけでもインパクトがありますからね。
続きを読む »ギンバイソウとクサアジサイ2019/07/27

ユキノシタ科のクサアジサイとギンバイソウが仲良く並んで咲いていました。遠目には同じように見えますが近寄ってみると違いがわかる、やはり同じ科ですね。
続きを読む »トモエソウ2019/07/28

オトギリソウ科のトモエソウが華やかに咲いています。葉は披針形で、上から見ると十字対生になりすっきりとしたきれいな形です。名の由来は咲いた花の形が一方に歪んで回転したようになるため「巴」という名が付いています。勾玉のような形の花びらが同じ方向に5枚付いている感じでしょうか。(トモエソウと聞いたときは巴御前の舞う姿から付いた名かなと思ったものですが全く違いました)。野に咲くオトギリソウの仲間の中では最も大きな花です。
続きを読む »キカラスウリが咲いてます2019/07/29

ウリ科のキカラスウリが暑い朝にもかかわらず、涼しそうに花を広げています。一夜の花で香りを出して夜行性の蛾、ススメガの類を呼び寄せ受粉をしてもらいます。朝方見ていると他の昆虫も来ていますね。受粉に役立っているのかどうかはわかりませんが。カラスウリに似ているけど、果実が黄色であることからキカラスウリ。川の石垣に張り付くように絡んでいます。日中は石垣の温度も相当高くなるでしょうに、強い植物ですねえ。
続きを読む »タチカモメヅルが花盛り2019/07/30

セミの鳴き声が一気に賑やかになったこの頃、ガガイモ科のタチカモメヅルが花盛りを迎えています。花盛りと言っても直径9ミリ位のしかもシックな色ですのでちっとも目立ちませんが、形はきれいな星型です。そばにあるもの何でも絡まっています。名前の由来はカモメヅルの仲間で茎の下部は立ち上がり、上部は他の植物などに巻きつくから。
続きを読む »オニルリソウ2019/08/01

ムラサキ科のオニルリソウが大きな枝に小さな3ミリ程の青い花をつけています。可愛い花ですが小さいので目立ちません。オオルリソウと良く似ていますが、枝先が斜上しているのと全体に粗い開出毛があるのでオニルリソウです。草丈は40cm~120cm程になりますが、写真のものは90cmほど。
続きを読む »ヌマトラノオ2019/08/02

サクラソウ科のヌマトラノオが可憐に咲いています。名の由来は平地から低い山地の日当たりのよい草地や道端に咲くオカトラノオに対して湿地に咲くのでヌマがついています。花びらが丸いせいか、オカトラノオより優しい感じがします。花期は7月~8月です。
続きを読む »ハチ北のヒマワリ2019/08/03

酷暑の毎日が続いていますが、酷暑もおかまいなくハチ北でもヒマワリが元気に咲き始めました。中山間の棚田を利用したヒマワリ畑です。びっしりすぎておよそ何本かなんて数え切れません。ハチ北でも水田が少なくなり荒地になりつつある水田も増えてきました。
続きを読む »ため池のカモ2019/08/06

台風の影響なのか久しぶりに曇の日、日光がない分少し涼しく感じられ一息つくようです。水辺は涼しそうで、ダケ線のため池にカモが集まり何やら会議をしているような風景です。先程までは水に浮いていましたが。
続きを読む »イワタバコ2019/08/08

イワタバコ科のイワタバコが涼しそうな岩肌に美しく咲いています。名の由来は大きな葉が 煙草の葉に似ていていて、岩壁に生えるところからついています。煙草の葉はこんなに艶やかではありませんが。
続きを読む »きれいなクサギの花2019/08/10

キャンプ場で作業をしていると、何やら良い香が風に乗って漂ってきました。覚えのある香です。クマツヅラ科のクサギの咲く季節になったのですね。花の筒の部分は長さ2~2.5cmできれいな濃いピンク。花冠は可愛く5裂。真ん中からは1本の長いめしべと、長い4本のおしべがそっくり返ったように突き出している。萼がこれまたきれいなピンク色なので蕾もピンク。そして良い香。大き目の葉の上に乗ったように咲いている。
続きを読む »鮮やかなフシグロセンノウ2019/08/14

ナデシコ科のフシグロセンノウ(節黒仙翁)が薄暗い林の中で鮮やかに咲いています。野の花にしては花の直径が5cm程で大き目、しかも明るいオレンジで花付きの良い株なら5~6輪位咲いていて良く目立ちます。名の由来は茎は直立し、節がプクッと太くなり、黒紫色を帯びるので。
続きを読む »大きなオオウバユリ2019/08/15

ユリ科のオオウバユリがダイナミックに存在感をアピールして咲きました。このユリの草丈は170cm程あります。下方の茎は3cmはありそうでがっしり太い。名の由来は姥百合(うばゆり)で、茎が伸びて花が咲く頃には、葉が枯れてしまうことから。因みに姥(うば)とは、乳母(うば)のことで、乳児の頃から育て、成人する頃(花が咲くころ)には、年をとり歯が抜けてしまう(葉がない)、ことから、ウバユリの名がついたそうです。ウバユリよりも大きくなるのでオオがつきオオウバユリです。でも花の時期もしっかりと葉がついているのも良く見かけます。
続きを読む »ススキが穂を出し始めました2019/08/17

台風10号も通り過ぎ、何だか朝夕少し涼しくなった気がするこの頃。ゲレンデではイネ科のススキが穂を出し始めています。何処にでも生え、秋の七草としても、厄介な雑草としても、ススキの名所があることなどからも良く知られた草です。昨年の中秋の名月の前日、大阪からススキをとりに来たというお客様がおられました。大都会の大阪で満月とススキと団子、想像するだけでも風情があって良いですね。
続きを読む »キセワタ2019/08/19

シソ科のキセワタが草むらから顔を出して咲いています。オドリコソウを大型にしたような草姿ですが、華やかです。シソ科ですので茎は稜があり、断面は四角。草丈80cmほどありがっしりしているのでアオツヅラフジがよく巻きついています。
続きを読む »ツリガネニンジン2019/08/20

キキョウ科のツリガネニンジンが咲き始めました。ベルの形をした可愛らしい花です。田んぼの土手、ゲレンデの中、林の縁などいろいろな場所で見かけます。和名の由来は、花が釣鐘状で、根が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ているところからきています。可憐な花の割りに根はしっかり太くて長さ30cm~40cmもあるそうです。
続きを読む »シシウドの花2019/08/28

夏の高原にセリ科のシシウド(猪独活)が花火のような花を咲かせています。本当に均整の取れた美しい花姿です。草丈は大きいもので2mくらい、もっと大きいのもあるかな。春に山菜として食べられるウド(独活)の仲間のようにも思われますが、ウドはウコギ科に属します。シシウドの名の由来は名の由来は、独活(ウド)に似るが食用にならないというところからきているようです。
続きを読む »蜂の巣2019/08/29

窓を開ければすぐ見えるところに蜂が巣を作っています。蜂の種類はわかりませんが(アシナガバチかな?)。春、ブロックの穴に小さな巣を見つけました。巣はどんどん大きくなって蜂の数も増えてきました。夏の間飛び回っていましたが、この頃は飛び回らずにほとんどの蜂が巣に張り付いています。数匹はブロックの穴からチョロチョロ出てくるのですが、飛ぶわけでもなく巣から10センチも移動しないようです。
続きを読む »タラの花とヌルデの花2019/08/31

大きなクリーム色の花を付けたウコギ科のタラノキの花です。春の芽は山菜のタラの芽としてよく知られていますが、花もこんなに大きくきれいなのです。小さな花の集まりです。枝の先の大きな葉の上にふわぁっとさいている感じで目立ちます。
続きを読む »オタカラコウ2019/09/06

ちょっと湿り気のある場所にキク科のオタカラコウが咲いています。よく育ったものでは草丈が1、5m位になっていて存在感抜群です。花序は長さ70cm位になり、頭花を多数つけ、下の方から順番に開花していきます。花は約5cmもありたくさん咲くので目立ちます。密がたくさんあるのか昆虫がよくとまっています。
続きを読む »ヒヨドリバナ2019/09/09

キク科のヒヨドリバナが咲いています。秋の七草のフジバカマと同じ仲間です。見た目も良く似ていますが、葉に違いがありフジバカマの葉は 3深裂し、ヒヨドリバナの葉は裂けていません。ヒヨドリバナはよく見かけますが、フジバカマは野山で見たことはありません。名の由来はひよどり(鵯)の鳴く頃に咲くからといわれています。(ひよどりはこの季節だけではなく良く見かけますが)
続きを読む »栃の実2019/09/11

栃の実が落ちる季節となりました。大きな栃の木の下に3cm~6cm位の皮をつけたままの実がコロンと落ちています。中には落ちたはずみに皮がはじけて中の実だけ飛び出しているのもあります。デンプン質が豊富なので、きちんと天日乾燥させると10年以上の長期保存でき、縄文時代から食用として利用されているそうです。縄文時代のアク抜き方法が今まで続いているそうで、昔の人はすごすぎますね。
続きを読む »ツチアケビの実2019/09/23

薄暗い林の中で茎も実も赤いラン科のツチアケビが実をつけています。草丈50cm程でしょうか。名の由来は実がアケビに似ているのでツチアケビ(土木通)と名付けられたそうです。アケビというよりウインナーソーセージみたいですね。ちょっと不気味な感じもするけど。果実を天日で乾燥させたものを土通草(どつうそう)と言って強壮、利尿作用等の効能があるそうです。
続きを読む »可愛いノギク2019/09/28

色々のノギクがあちこちに咲いています。中でも大き目の花と艶のある葉をつけるヨメナ(嫁菜)。しっとりと大らかに咲いて目立ちます。花の色や姿がやさしいので「嫁」の名前が付いているそうです。春の若菜をてんぷらでいただくと良い香がします。
続きを読む »サクラタデ2019/10/09

タデ科のサクラタデがほんのりピンク色に優しい花をつけています。名の由来は春咲く桜に似ているから。タデ科の花は小さな花を付けるものが多いですが、サクラタデは約9mm程の花を付け割りと大きめです。よく見ると本当に桜のよう。群生を見つけると「わぁー」っと思わず声が出ますね。
続きを読む »マムシグサ2019/10/20

サトイモ科のマムシグサがきれいな実をつけています。秋の草枯れの中でこの色は目立ちます。見た目、何だか美味しそう。でも触っても舐めてもいけない勿論食べてはいけない猛毒なのだそうです。触った場合肌荒れを起こし、人によっては皮膚炎の症状が強く出ることもあり、口に入れた場合、人によっては頭痛、口唇のしびれや舌の腫れ、喉の渇きや声のかすれ、また、味覚が失われたり口を開けることも困難になる場合もあるとのこと。少し舐めただけでも小さな針が口の中にいっぱい刺さった感じで激痛が喉まではしり、唾も飲み込めずよだれをたらしたままの悲惨な状態が何時間も続くとのこと。動物にも食べられずにいつまでも秋の野に残っている理由はこれなんですね。恐るべしマムシグサ。
続きを読む »ウメバチソウ2019/10/22

ニシキギ科のウメバチソウが可憐に咲いています。和名は梅鉢草、名の由来は花が家紋の梅鉢に似ているから。花弁の脈が目立ち仮雄しべの黄緑と白の花弁、本当にさわやかな取り合わせです。花の真ん中に雌しべがあり、そのまわりを白の雄しべ(1日に1本ずつ立ち上がって花粉を出す)がもこっと取り巻き、花弁の上にそれぞれ細かに分裂した仮雄しべ(花粉を出さない)が広がっている。
続きを読む »大量のナラタケ2019/10/23

今年の秋は雨の日が多く紅葉はどうかなと思いつつ、山に出かけることがありませんでした。雨の止み間に様子を見に行ってみました。いつも霧がかかったような山でしたので気がつきませんでしたが、いつの間にか少しずつ紅葉が始まっています。見ごろは来週かな。歩いているとナラタケを見つけました。それもあっちこっちで。紅葉の写真はまだ撮れませんが、ナラタケはばっちり。
続きを読む »ムキタケ2019/11/03

美味しそうにムキタケが出ています。汁物やお鍋に入れても美味しいきのこです。皮の下にゼラチン層があり皮が剥きやすい事から「ムキタケ」の名がついたと言われています。そのため食感がとろとろでのどごしがつるん。厚みもあり料理しても量が減ることなく良いきのこです。すき焼き風にお肉と炊いても美味しい。
続きを読む »オープンに向けて着々と2019/11/13

今日のハチ北はすっきり晴天で、とっても気持ちよいです。オープンを後1ヶ月に控えスキー場も着々と準備が進められています。人工造雪機で造られた雪の小山が幾つも出来て、吸い込まれそうなほど青い空とのコントラストが最高です。
続きを読む »初冠雪2019/11/15

昨年より1週間程早く初冠雪です。里の紅葉はまだ少し残っていますが、頂上付近はすっかり落葉して寒々しい風景となりました。「今朝はさむいなあー」と感じましたが、道路の温度計が1度と表示され、山が白くなっているのを見ると成るほど・・です。
続きを読む »ヤマドリ2019/11/17

配り物の配布中、鳥が道路をゆっくりゆっくり歩いて横切ろうとしていました。車を止めてフロントガラス越しに写真を撮りましたが、一向に逃げる気配がありません。なので窓を開けてゆっくり写真を撮ってもこちらには無関心です。美しい紅葉と美しい鳥。尾が長いのでてっきりキジだと思って見ていました。キジがどんな鳥なのかもはっきりわかっていませんでしたが。
続きを読む »晩秋のハチ北2019/11/27

華やかな紅葉も終わり、どこもかも黄金色に染まった晩秋のハチ北。人工の雪作りに大忙しです。真っ白の小山が幾つも出来て辺りの景色を引き立てています。
続きを読む »里まで雪が・・。2019/12/06

いよいよ里まで雪が降りてきました。洞泉駐車場の様子です。午前8時現在、ハチ北観光協会前の積雪は8cmです。山はもっとあるはず。今日の香美町の天気予報はほぼ一日中雨なのでこの辺りでは雪かも。昨日大急ぎでスタットレスに替えてよかった。
続きを読む »フユイチゴ2019/12/08

今年もあるかなと茂みの中をのぞくとありました。雪の寒空の下、赤く可愛く美味しそうに実をつけたフユイチゴです。イチゴと名の付く他のイチゴは、ほとんど春に花を咲かせ夏までには実を実らせます。フユイチゴと名の付くコバノフユイチゴでさえ春の終りに花を付け夏には赤い実をつけます。フユイチゴは夏に花を付け実は今頃の寒い時期、本当に冬のイチゴです。なぜこんな寒い時期に実を付けるのか不思議。
続きを読む »雪の中のオドリコソウ2019/12/28

道路のすみっこにオドリコソウが咲いていてびっくりしました。暖冬とはいえ師走も押し迫った冬にです。春に咲く花で3月~6月頃に良く見かけます。寒い日の後に暖かい日があったので冬が過ぎて春になったと勘違いしたのでしょうか。割と日当たりの良いところに咲いています。名の由来は花が輪になって笠をかぶった踊り子の姿に似ているからで「踊子草」の和名が付いています。花には密があり花を抜いて付け根のところの密をよく吸ったものです。ほんのり甘い蜜です。
続きを読む »キカラスウリの実2020/01/07

道路わきにキカラスウリの実がきれいにぶら下がっていました。今冬は雪が少なくて落ちなかったのでしょう。果実が黄色に熟すのでキカラスウリ、赤く熟すカラスウリとは対照的。熟す時期もカラスウリは10月から11月頃、キカラスウリは12月頃からで少し遅い。こんなに目立つのに残っているのは鳥も食べないということでしょうか。この時期柿の実があちこちにたくさん残っていて、柿の実のほうがだんぜん美味しいということでしょうか。柿の実は本当にあちこちに鈴なりに残っています。柿を食べたり干し柿にしたりする人が少なくなったのかな。鈴なりの1本の柿の木にたくさんカラスやヒヨドリが止まってつついている光景を良く見かけます。
続きを読む »アオツヅラフジの実2020/01/12

ツヅラフジ科のアオツヅラフジがきれいに実を残しています。春、白い花を咲かせ秋には6~ 8mm位の果実がブドウのように房状に結実し、葉も落ちた晩秋のころ青く熟して目立つようになる。見た目美味しそうではあるが有毒。鳥も食べないのでいつまでも残っているのでしょう。今冬は雪がないので目につくけれど、例年なら雪をかぶって目に付かないのだろうに。
続きを読む »暖冬なので2020/01/13

本当に暖冬。雪が全くない。なのでこの辺りではいつもの年なら3月頃からの光景があちこちで見られる。早くに日本水仙が蕾をつけている。雪が降ったらどうするの。
続きを読む »ツルアリドウシ2020/01/15

ヤブコウジの実をさがして林を歩いていると、枯葉の間から赤い実がのぞいており近づいてみるとアカネ科のツルアリドウシの実でした。この季節赤い実はこんなに小さくても目立つのですね。常緑蔓性なので緑の葉もきれい、赤い実を一層引き立てています。
続きを読む »赤い実のヤブコウジ2020/01/16

ヤブコウジが林の中でひっそりと可愛い赤い実をつけています。小さいので草のように見えますが、サクラソウ科の常緑木本植物です。実が可愛いのでよく庭に植えられたり、寄せ植えの材料になっています。園芸屋さんで販売されているヤブコウジにはたくさん実が付いていますが、林の中のものは1つか2つが多い気がします。また、この実が万両や千両と似ているため、十両ともいわれ、お正月の寄せ植えに利用されています。縁起物としてよく知られているのが、ミヤマシキミ(億両) マンリョウ(万両) センリョウ(千両) カラタチバナ(百両) ヤブコウジ(十両) ツルアリドウシ(1両) です。どれも緑の葉と赤い実、いかにもきれいでおめでたい気がします。マンリョウとセンリョウは正月前になるとほとんどの園芸屋、花屋で売られているので良く見ますが、カラタチバナ、ミヤマシキミはあまり見かけないかな。
続きを読む »ヒヨドリジョウゴの実2020/01/19

野を歩いているとぶら下がった蔓性のヒヨドリジョウゴの実に出会いました。ナス科で8月ごろ花びらが反り返った白い花を咲かせ、葉はアサガオに似ています。名の由来はヒヨドリジョウゴを漢字で書くと「鵯上戸」で、上戸というのは酒好きの人のこと。お酒を飲んでよく笑う人を「笑い上戸」泣く人を「泣き上戸」といいますね。つまり、ヒヨドリたちが果実に群がって食べる様子を、お酒好きの人たちがお酒を飲んで騒いでいるようだということで「ヒヨドリジョウゴ」とついたとのこと。
続きを読む »ハコベ2020/01/27

ナデシコ科のハコベがあちこちで白い可愛い花を咲かせています。春、畑に大群落で咲いているのを良く見ます。花びらが10枚あるように見えますが、そうではなく小さな白い5弁花でさらにそれが2裂するので10枚のような感じです。きれいな星型で咲きます。子供の頃は「ひよこぐさ」と呼んでニワトリに食べさせていました。割とどの家でも縁の下の空間を利用してニワトリを飼っていましたので。でも人間は食べなかったような気がします。
続きを読む »水辺のコリヤナギ2020/01/28

気温が高く雪にならずに雨の一日。何だか春雨のよう。水辺ではヤナギ科のコリヤナギが早くもふんわりとした花を咲かせている。月末とはいえまだ1月、こんなに早かったっけ。そもそもこの時期はどこも雪に覆われているのが普通なので見に行ったことはなかった。
続きを読む »こぶ病のコナラ2020/01/29

車で走っていて、黒い塊をたくさんつけている木が目に入りました。良く通る道路なのですが、木に葉が付いている時期は目立たないのでしょう。鳥にしては動かない、巣にしても変。なので車を降りてよく見ると黒い塊。
続きを読む »サルトリイバラの実2020/02/16

サルトリイバラ科のサルトリイバラの実がまだ木に絡んでいました。名の由来は蔓には鋭い刺があり、猿でも引っかかって逃げれなくなってしまうということから。確かにサルトリイバラやノイバラのはびこる野山は人間でも歩きたくないですね。
続きを読む »早くもキンキマメザクラが2020/03/12

今日はすっかり春の陽光。道路沿いに何やら花らしいピンクが目に入り、もしかして・・まさかね・・と思いつつ近づいてみるとやっぱりキンキマメザクラでした。この辺りでは春一番のように咲く桜ですが、昨年より早いです。
続きを読む »ヤマハンノキ2020/03/14

カバノキ科のヤマハンノキが7~8センチ位の長い雄花序を垂れています。今の時期、葉のない木々が多いのでよく目立ちます。枝先から順に長い雄花序、次に赤紫色の小さい雌花序、次に葉芽を付けています。黒い実の様なものは昨年の果穂で、たくさん残っていてリース作りの材料としても使えます。
続きを読む »「みずばしょうの里」2020/03/27

サトイモ科のみずばしょうが可憐な花姿を見せています。わさびやのご主人が長年かけて実生より育てた花です。昨年の秋、多くの株が鹿か猪に踏まれたり食べられたりしましたが、残った株はこんなに見事に花を付けました。
続きを読む »ザゼンソウ2020/04/05

ハチ北を代表する花のザゼンソウですが、最近では群生地のザゼンソウが小ぶりになり、色も鮮やかではない花が多くなっています。大笹区と専門家、当協会でいろいろ話し合いの中で、杉が大きく茂りすぎているのではないか、日照不足ではないか等意見が出されました。その意見を基に杉の間引き伐採と誘水、遊歩道の整備等に昨年から取りかかっています。以前のような群生地になるにはどの位の年数がかかるのかわかりませんが、諦めずに取り組むのみです。
続きを読む »タムシバ2020/04/07

まだ葉をもたない山々の木々の中、うららかな陽光をいっぱい浴びてあちこちでモクレン科のタムシバが咲き誇っています。遠くからでも目立ちます。名の由来は、葉をかむと甘くて良い香があるのでカムシバとなり、それがなまってタムシバとなったということ。枝を折ると本当に良い香りがします。風が吹くと一斉に揺れ、小鳥がピーチクパーチク騒いでいるような雰囲気となり何か楽しいものです。もちろん音がするわけではありませんが。どこで鳴いているのか姿は見えないけどツピーツピーと囀りが聞こえて一層楽しくなりました。コガラでしょうか。
続きを読む »サンインスミレサイシン2020/04/08

杉林の中にスミレ科のサンインスミレサイシンが咲いています。日本海側の多雪地帯に生える代表的なスミレだそうで、大き目の花をゆったりと咲かせています。葉が出る前に花が咲き、少し遅れて縮まったような伸び切らないような感じで葉が展開します。茎が赤紫、咲いている場所も他のスミレがあまり咲かない様な所、しかも大き目。目立ちます。
続きを読む »ショウジョウバカマ2020/04/11

シュロソウ科のショウジョウバカマが可愛らしく咲き始めました。ショウジョウバカマの名前の由来は花を能楽で使う能装束の空想上の「猩々」(中国の伝説上の動物)の赤い頭の毛と見立て、葉を袴と見立てたものだと言われています。
続きを読む »ピカピカのイワカガミの葉2020/04/13

車で山道を走っていると、前方の山肌が何かピカピカしている感じ。そのまま通り過ぎたけど気になってバックして確認してみると、イワウメ科のイワカガミ(岩鏡)の群落です。花はまだ咲いておらず、葉だけがアピールしていました。名の由来が岩場に多く生えて、葉の光沢を鏡に見立てたとのこと。
続きを読む »クサソテツ(こごみ)2020/04/15

すぐそばの河原にクサソテツがたくさん出ています。1週間前はまだ見なかったのに、気が付けばニョキニョキとあちこちに。成長が早いんですね。和名は(草蘇鉄)で太く直立する根茎やその先端から広がる葉の様子がソテツに似ているからだそうです。成長した姿も美しく観賞用としても栽培されるとか。この辺りでは、あまりにも身近にあるシダなので観賞用ってピンときません。
続きを読む »お地蔵様とイチリンソウ2020/04/17

どの集落でも入り口にお地蔵さまがいらっしゃるように、ハチ北(大笹区)の入り口にもお地蔵様がいらっしゃいます。そして区民を様々な災いから守って下さっています。
続きを読む »コチャルメルソウ2020/04/20

ユキノシタ科のコチャルメルソウがひっそりと谷川沿いに咲きだしました。葉がユキノシタに似て、花の大きさは4~6ミリ、色は茶色と緑。しかも花びらという感じではなく、蜘蛛の巣かサンゴのような形の物が5個ついています。持っているカメラでは花のアップが撮れないのが残念ですが、本当に面白い形。
続きを読む »ニホンアナグマ2020/04/22

今日は朝から温度が上がらず、時折雪が降る寒い日です。寒い日が続き桜も長く咲いています。そんな中、早くも冬眠から覚めたニホンアナグマが枯草の中に顔を埋めてせわしく動いています。ミミズやカエルを探しているのでしょうか。
続きを読む »ナガバモミジイチゴの花2020/04/24

バラ科のキイチゴ、ナガバモミジイチゴがあちこちの土手に可愛い花を咲かせています。どの花も下向きです。6月ごろになるとオレンジ色の実をつけて、美味しいおやつになります。ポロッと採れて甘いイチゴ。散策の楽しみです。
続きを読む »ヤマエンゴサク2020/04/25

ケシ科のヤマエンゴサクが儚げに咲いています。キケマンやムラサキケマンの仲間なので花の形はよく似ています。草丈は短く15センチ位。葉の形も可愛いです。今年は里で3月の終わり頃見ました。少し標高の高いところは今でもきれいです。
続きを読む »キャンプ場の桜2020/04/29

今年もキャンプ場の桜が次々に咲き始めました。本来ならキャンプ場オープンしてこの桜の下でキャンプをしていただくはずだったのですが、今年はコロナウイルス感染防止の為、休業しているので独り占めです。この桜は少し散り始めました。3本の桜の中でいち早く咲く大木です。
続きを読む »ユキグニミツバツツジ2020/05/01

待ちに待ったユキグニミツバツツジ(雪国三葉躑躅)が咲きました。このツツジが咲くと本格的に春が来たんだなと思います。この辺りではそんなにたくさん自生しているツツジではないのに。鮮やかな色のせいでしょうか。周りの木々の緑もまだ淡く、咲き始めの色の濃さは目立ちます。
続きを読む »イワカガミ2020/05/03

4月中旬にこの群落に出会った時はまだ蕾もなかったのに、今日はよく咲いていました。小群落が何か所かに分かれていて、それぞれ可愛い漏斗状の花を咲かせています。小群落により何が違うのか、濃いピンク、ちょっと薄めのピンクに分かれています。
続きを読む »ナツグミの花2020/05/05

グミ科のナツグミが花を沢山つけました。野山に自生するグミで初夏に酸味と渋みのある赤い1㎝程の実を付けます。秋に実を付けるアキグミより大き目の実です。グミの花をまじまじと見ることはあまりない気がしますが、よく見ると案外かわいい感じ。
続きを読む »ハウチワカエデの花2020/05/08

ハウチワカエデ、別名(名月楓(メイゲツカエデ)が鮮やかな花を咲かせ始めました。雌雄同株で、一つの花序に雄花と両性花をつけています。 萼の色が7ミリ程のちょっと暗い紅色で、花びらの色は淡い黄色。花弁は小さいので萼の方が断然目立ちきれいですね。
続きを読む »サンカヨウに柵をしました2020/05/09

今年もサンカヨウに柵をしました。今年は早めに作業したので鹿の被害は少しでした。でもちゃんと食べに来ています。3年ほど前に比べると大きな株も増えてきたような気がします。
続きを読む »シハイスミレ2020/05/11

ゲレンデの土手にシハイスミレ(紫背菫)が咲いています。この辺りの民家付近ではあまり見かけませんが、ちょっと山に行くと咲いているスミレです。オオタチツボスミレの様な大き目の群落ではなく、間をとったような感じのまばらな群落に出会います。
続きを読む »新しい芽2020/05/12

ザゼンソウ群生地のある大山祇神社の境内に、天然の植木鉢にいろいろな新芽が育っています。直径90㎝はありそうな古い杉の切り株がちょうど良い植木鉢になっています。外側は苔で覆われ内側は杉が腐食して柔らかくなっています。適度に湿気もあり、水はけもよさそう。
続きを読む »ズミの花が咲きました2020/05/13

バラ科のリンゴの仲間のズミがリンゴそっくりの花を咲かせています。名前の由来は秋に赤く熟す果実に酸味があることから、酢実(すみ)が転訛したとの説があります。実は1㎝足らずの小さな実なのですが、形はリンゴのようでとても酸っぱいのです。別名コリンゴとも呼ばれています。
続きを読む »エイザンスミレ2020/05/15

独特な葉の形のエイザンスミレが薄暗い林の中に咲いています。腐葉土でふかふかな場所です。名の由来は比叡山に生えるスミレだからということですが、あちこちに咲いているとのこと。ここハチ北にも咲いているのですからね。10m四方位のところに30株程ポツポツと咲いていました。
続きを読む »雨に濡れたサンカヨウの花2020/05/16

久しぶりに纏まった雨が降り、まだサンカヨウが咲いているのか心配しながら写真を撮りに行くことを思い立ちました。ちょっと雨足は強いけど、思い立ったが吉日。到着した頃には雨も止んでサンカヨウもまだ咲き残っていました。雨水をしっかり吸い込んだ花びらは、ガラス細工のような感じです。家でそうめんを食べる時用のガラスの器に似ていて何だか可笑しくもあり。
続きを読む »可愛いフモトスミレ2020/05/17

車を走らせていると、目の端に白い小さなものが入り、ニョイスミレかなと思いながら進んだのですが、なんだか気になり戻ってよく見ると可愛いフモトスミレでした。1株見つけよく見るとあちこちにまばらに群生しています。
続きを読む »コミネカエデの花2020/05/18

コミネカエデが花を咲かせています。ほかのカエデより少し遅い花のようです。ほとんどの総状花序が上を向き、小さな5㎜程の花がついています。花弁は5枚。雄蕊が飛び出した黄みどりの花が可愛いです。
続きを読む »ヒトリシズカ2020/05/19

林の縁のちょっと薄暗いところにセンリョウ科のヒトリシズカ(一人静)が咲いています。少しの群があちこちに。名前が良いですね。名の由来は1本の花穂を出してそっと咲いている清楚な佇まいが静御前のようだということから。
続きを読む »レンゲツツジの群生2020/05/22

数年前までスキーゲレンデとして利用されていた場所。今はただの放棄地のようになっている場所に行ってみると、レンゲツツジが草の中にたくさん生えているのを見つけました。鮮やかな花が目立つので「あ、レンゲツツジがあるんだ・・」のような感じで。よく見ると小さくて花を付けていない株もたくさんあります。
続きを読む »小さなヒメハギ2020/05/23

ゲレンデの野芝やスズメノヤリに混じって可愛いヒメハギ科のヒメハギが咲きました。草丈は10㎝もないものが多いのですが、色がきれいで目立つので割とすぐ見つけることが出来ます。ハギと名が付いていてもマメ科のハギとは関係なく、名の由来は小さな赤紫色の花がハギに似ているからということ。葉の形も可愛いしヒメハギのファンです。
続きを読む »サワギク2020/06/05

大山祇神社の境内にサワギクが咲き始めました。沢沿いに多いことからこの名前がついています。境内は沢沿いという程ではありませんが、近くをザゼンソウが咲く小さな小川が流れています。杉木立の中のちょっとうっそうとした所です。別名はボロギク。これは花が終わった後にできる綿毛が ノボロギクやダンドロボロギク等と同じボロのように見えることから。
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