フデリンドウ2021/05/05
陽の良く当たるゲレンデに、目を見開いたようにフデリンドウが鮮やかに咲いていました。リンドウ科です。草丈5~6㎝程の小さな花。花は長さ2.5㎝前後の鐘形で花冠は5裂するが副片があるので10裂のように見えます。花の閉じた状態が、筆の穂先に似ているのが名前の由来。
輪を作ったように咲いています。辺りには花らしきものは何もなく一段と目を引きます。そこだけパッと明るい感じ。
陽が当たると花を開き、陽ざしがなくなると閉じてしまいます。しかも花冠の裏は紫のような緑のような色をしているため目立たなくて閉じると見つけるのが大変。閉じた写真もほしいと思い、夕方見に行ったのですが、とうとう1株も見つけることが出来ませんでした。朝、見たのは確かこの辺りだったと随分探したのですが。