ニホンアナグマ2020/04/22
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今日は朝から温度が上がらず、時折雪が降る寒い日です。寒い日が続き桜も長く咲いています。そんな中、早くも冬眠から覚めたニホンアナグマが枯草の中に顔を埋めてせわしく動いています。ミミズやカエルを探しているのでしょうか。
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毛がふさふさ、丸々としています。顔を埋めた状態で見るとタヌキかな、アナグマかなと迷いますが、顔を上げるとすぐわかります。ニホンアナグマはこの辺りではムジナと呼ばれます。「同じ穴のむじな」という言葉は、ニホンアナグマが掘った穴で穴を掘る習性のないタヌキが過ごすことがあるので、似たようなものということらしい。タヌキ汁はニホンアナグマが食材だったとも言われているし、どちらも似ているということですね。
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似ていても分類は、ニホンアナグマはイタチ科、タヌキはイヌ科。農作物の畑や田の畔でもよく見かけます。あまり人間を気にしないタイプなのか近づいても、顔をあげて、ん?何?って感じで逃げることもなく、さらに草の中に顔を埋めました。しばらく見ていると巣は別にあるのでしょうが、とりあえず大きなヒューム管の中にゆっくり入っていきました。
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目が何ともかわいい。ニホンアナグマもタヌキと同じように、驚いたり外敵に襲われそうになった時、動かずにじっとしてタヌキ寝入りするらしいです。効果はあるのでしょうか。聞いてみたいものです。