ゴマギ2021/05/29
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端正な小さな花をつけたゴマギが咲いています。名の由来は、葉を揉むとゴマの匂いがすることから。こするだけでも強いにおいがします。葉は厚みがありしっかりした感じで葉脈もはっきりしています。花の直径は8mm前後。そんなに密ではなくゆったりと咲いています。
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鹿の好みの木ではないようで低木でも残っています。匂いが嫌なのでしょうか。
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以前このゴマギの下はネマガリダケが茂っていて、入って行きにくい場所だったのですが今では見通しがよくどこまでも入って行ける場所になっています。ネマガリダケは1本も残っていません。病気なのか鹿の食害なのか。(ゴマギを眺めているとスーッとカケスが2羽飛んできてゴマギと隣の木々をせわしく飛び始めました。カッコウやホトトギスの鳴き声も良く聞こえ、何とも良い時間でした。)
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ゴマギの幼苗をあちこちで目にします。先日、山に詳しい方とハチ北歩きをご一緒させて頂いた時「このままではこの辺りはゴマギの林になりますよ」とおっしゃっていました。ゴマギは見た目も奇麗だし好きだけど、林になるのは困りものです。