ラショウモンカズラ2019/05/25
シソ科のラショウモンカズラを久しぶりに見ました。感激です。名の由来は、花冠の形が京都の羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に似ているからといわれますが、それにしては美しすぎます。カキドオシの大型のような感じですが優美さが違いますね。花後、「カズラ」の名のついているとおり長い枝を地上に伸ばして広がります。こんなにも鹿が増える前(10年ほど前)まではこのラショウモンカズラも群生を作っていたのですが、今ではほとんど見ることが出来なくなっています。なので見つけたときはよくぞ残っていてくれたって感じでした。
草むらの中にひっそりと咲いていました。咲いていた土手は下が小川でちょっと鹿に見つかりにくい場所だったのがよかったようです。どんどん増えてほしいものです。
青紫は本当に涼やか。