ヤマドリ2019/11/17
配り物の配布中、鳥が道路をゆっくりゆっくり歩いて横切ろうとしていました。車を止めてフロントガラス越しに写真を撮りましたが、一向に逃げる気配がありません。なので窓を開けてゆっくり写真を撮ってもこちらには無関心です。美しい紅葉と美しい鳥。尾が長いのでてっきりキジだと思って見ていました。キジがどんな鳥なのかもはっきりわかっていませんでしたが。
後で調べてみると、どうもヤマドリのオスのようです。(違うかも知れませんが)。ヤマドリと聞くとまずうかんでくるのが、百人一首の中の柿本人麻呂の歌で「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む」と、植物のヤマドリゼンマイ(シダの一種でヤマドリが住むような所に生えるからとか褐色の細長い胞子葉をヤマドリ(山鳥)の尾に見立てたとか)の二つです。
ヤマドリはキジの仲間で、地面で生活し寝るときだけ木の上にとまる鳥だそうです。そういえば子供の頃、林の中で鳥の巣を見つけて卵をとって家に持ち帰り食べたことが何度かあります。もしかしたらヤマドリの卵だったのかな。悪いことをしました。このヤマドリは1メートル程の距離を3~4分かけてゆっくり歩き林の中に入っていきました。