ナツグミの花2020/05/05

グミ科のナツグミが花を沢山つけました。野山に自生するグミで初夏に酸味と渋みのある赤い1㎝程の実を付けます。秋に実を付けるアキグミより大き目の実です。グミの花をまじまじと見ることはあまりない気がしますが、よく見ると案外かわいい感じ。

葉腋に1~2個の花が垂れてさき(花に見えるのは萼筒で、先が4裂していて花びらのようだけど花弁は無い)長さ8mmほどの萼筒の基部は子房でその先に1,5㎝程の花柄がある。赤く熟した実を食べる時、花柄を持って実をプラプラさせながら口に入れるのですね。良く熟した実はやわらかくて器に入れるとすぐつぶれてしまうので、口の中に入れるのが一番。良く熟していない実は渋くてあまり美味しくないですしね。