ツルウメモドキ2019/01/07

葉の無い木々の間に、「私はここにいますよ」と言わんばかりに美しく実をつけていました。黄色の仮種皮がないので、何の実だろうと思い近づいてよく見るとツルウメモドキでした。

梅雨の頃小さな目立たない花を咲かせ、夏ごろ緑の実となり、10月くらいから黄色に変わり始め、黄色の仮種皮がはじけるようにそり始めると中からこの赤い実が顔を覗かせます。その赤と黄のコントラストのきれいなこと。

この写真は秋です。ツル性で実が美しいので、低いところのツルウメモドキはよく切り取られています。生け花にも使われやすいですね。でも大体高木に絡まっており、下から眺めることが多い気がします。切り取っても長い間きれいなままのようです。春、このツルを見つけると秋の楽しみが増えますね。