ズミの花が咲きました2020/05/13

バラ科のリンゴの仲間のズミがリンゴそっくりの花を咲かせています。名前の由来は秋に赤く熟す果実に酸味があることから、酢実(すみ)が転訛したとの説があります。実は1㎝足らずの小さな実なのですが、形はリンゴのようでとても酸っぱいのです。別名コリンゴとも呼ばれています。

白い花も可愛いのですが、ピンクの蕾の可愛いこと。

ハチ北では湿地の端で咲いています。あまりに湿地でよくないのか、ある程度大きくなったらよく倒れています。でもすぐそばに、ちゃんと次の細い木が育っていて世代交代をしています。たくさんの花が咲き実を付けるのだから、落ちた実が実生として生えてくるのでは・・と木の下を見るのですがなかなか見つけることが出来ません。数年前、種を発芽させて50㎝位になった苗木を親木の近くに植えてみましたが、1本も残っていません。鹿の餌になったのだと思っています。また、秋の実を見に行くのが楽しみです。