ジキタリスとタヌキ2021/06/14
中央ゲレンデにジキタリスが咲き始めました。昨秋植えたものです。春の水仙の後です。水仙は有毒のため鹿の食害には合わないと考えていたのですが、とんでもない大違いで昨春芽を出して10㎝程になった頃すべて食べられてしまいました。今春は電柵を設置し水仙を守りましたが、昨春食べられた水仙は殆ど蕾を付けませんでした。まばらな寂しい風景でした。でも来春は元気な水仙がさくことでしょう。
草丈40㎝程のジキタリス。本当はもっと大きくなる花ですが、ゲレンデにはこの位がちょうどかな。キツネノテブクロという可愛い別名を持っています。袋の形をした花がたくさん付いているからですね。来年は種が落ちてもっと草丈の高い花が咲くかもです。これは鹿の食害には合わないでしょうね、有毒ですから。梅雨の最中、清々しい光景です。今年は電柵の中にノアザミが例年より多く咲いています。今までは食べられていたのでしょうか。
花を見ながら何か動くものがいるのでよく見るとタヌキでした。ニホンアナグマだとばかり思っていました。この辺でよく食べ物を探しているので。顔を見ないとどちらかわからない。タヌキの方が可愛い顔に思えます。二ホンアナグマは近づいてもそんなに逃げないけれど、タヌキはアッという間にいなくなりました。素早く逃げる割に晩秋には道路でよく交通事故にあっています。山に出かけ、いろいろな花や動物に会うのは本当に楽しいですね。