キャンプ場近くの森2021/06/12

グリーンパークハチ北キャンプ場から歩いて数分の所に、足を踏み入れると夏でもひんやりする森が広がっています。小さな川の石にはいろいろな種類の苔がはえ、その苔にダイモンジソウ、シダ類等が生えて涼感満載です。以前案内をしたお客様が「もののけ姫の世界ですね」と言われたのが印象的です。

そして変形した樹木もたくさんあります。豪雪のせいでしょうか。どうしたらこんな形になるのか、それでも精一杯枝を伸ばし葉をつけています。

生きているのが不思議なほど大きな空洞になった幹。動物が大きな口を開けているような雰囲気。この空洞の中に何か住んでいるのでしょうか。苔むした幹。この木ではない別の木の苗が育っています。いずれ乗っ取られるのでしょうか。

二つ石をかかえて何処が根元かわからないほどくねった幹。

2本の幹なのか、1本が2又になっているのかわからない幹。根も複雑に絡んでいます。風雪に耐えて懸命に生きているのか、あるがままを受け入れて柔軟にいきているのか幹たちに聞いてみたい気がします。答えはどっちもかも知れません。これからも多くの小鳥の宿になり、また二ホンリスの遊び場になりながらキャンプ場を見守っていくのでしょうね。