キカラスウリの実2020/01/07

道路わきにキカラスウリの実がきれいにぶら下がっていました。今冬は雪が少なくて落ちなかったのでしょう。果実が黄色に熟すのでキカラスウリ、赤く熟すカラスウリとは対照的。熟す時期もカラスウリは10月から11月頃、キカラスウリは12月頃からで少し遅い。こんなに目立つのに残っているのは鳥も食べないということでしょうか。この時期柿の実があちこちにたくさん残っていて、柿の実のほうがだんぜん美味しいということでしょうか。柿の実は本当にあちこちに鈴なりに残っています。柿を食べたり干し柿にしたりする人が少なくなったのかな。鈴なりの1本の柿の木にたくさんカラスやヒヨドリが止まってつついている光景を良く見かけます。

(ちょっと写真がぼけていますが)ヨウシュヤマゴボウの実も、いかにも美味しそうにブルーベリーのようなブドウのような風情で残っていました。でも毒を持つ実、食べてはいけない実なのです。春から夏にかけて草丈が1m程にも伸びてこんな実をつける、何処にでもよくある雑草です。名前がヨウシュヤマゴボウ、実の見た目が果実もどき、何だかだまされそうですよね。食べられるよ と。

ヨウシュヤマゴボウの実をつぶしてみるとこんな感じで、赤紫の汁がじゅわーと出てきて汁があちこちに飛び散ると大変。赤紫に染まります。

降雪のある年なら、地面に落ちているかもしれない実。健気に残っているのですね。