ヒヨドリジョウゴの実2020/01/19

野を歩いているとぶら下がった蔓性のヒヨドリジョウゴの実に出会いました。ナス科で8月ごろ花びらが反り返った白い花を咲かせ、葉はアサガオに似ています。名の由来はヒヨドリジョウゴを漢字で書くと「鵯上戸」で、上戸というのは酒好きの人のこと。お酒を飲んでよく笑う人を「笑い上戸」泣く人を「泣き上戸」といいますね。つまり、ヒヨドリたちが果実に群がって食べる様子を、お酒好きの人たちがお酒を飲んで騒いでいるようだということで「ヒヨドリジョウゴ」とついたとのこと。

特に目立つ花ではありませんが、実は赤いので秋枯れの野に目立ちます。8ミリ程の実でつぶすと赤い汁と一緒にナス科らしい白い種がぶちぶちと出てきます。種を良く見ると半透明の翼がついていて、稚貝のような感じです。中の種を守っているのかな。実は赤くてプチトマトの小型のようでいかにも美味しそうですが、ジャガイモの芽に含まれるのと同じ「ソラニン」が含まれており毒草なのです。なのでヒヨドリも食べないし、他の鳥も食べずに残っているのでしょう。

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