タラの花とヌルデの花2019/08/31

タラノキの花

大きなクリーム色の花を付けたウコギ科のタラノキの花です。春の芽は山菜のタラの芽としてよく知られていますが、花もこんなに大きくきれいなのです。小さな花の集まりです。枝の先の大きな葉の上にふわぁっとさいている感じで目立ちます。

ヌルデの花

ウルシ科のヌルデの花も木の枝先にクリーム色の花を咲かせています。割と何処にでも良く咲いています。5ミリ程の小さな花の集まりです。名前の由来は幹に傷をつけると白い漆のような樹液を出し、これを漆のように塗ったことから、「塗る手」から「ヌルデ」になったようです。遠くからの見た目、円錐形の集まりのようにちょっと尖った印象の花です。

ヌルデの花

密がたっぷりあるのか昆虫がよく集まっています。夏の緑の林の中で目立ち彩りを添えています。

ヌルデの花
ヌルデの葉

葉軸に、葉と同じ緑色の翼があるのが特徴で他の木と区別しやすいです。ウルシ科ですがウルシほどかぶれないとのこと。でもしっかりと触ったことはありません。