オタカラコウ2019/09/06
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ちょっと湿り気のある場所にキク科のオタカラコウが咲いています。よく育ったものでは草丈が1、5m位になっていて存在感抜群です。花序は長さ70cm位になり、頭花を多数つけ、下の方から順番に開花していきます。花は約5cmもありたくさん咲くので目立ちます。密がたくさんあるのか昆虫がよくとまっています。
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名の由来は、和名は雄宝香で「タカラコウ」は、防虫剤や香料にする宝香(樟脳)に似る匂いが根にあるので名付けられ、良く似た植物の雌宝香と対比させて雄と名付けたと言われている。メタカラコウ(雌宝香)は花の数も花びらの数も少なく、草丈も低く葉も小さくオタカラコウより全体に小柄。
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葉が大きく、食用になるフキに少し似ているので春の山菜採りの方が間違って採られることもあります。まるっきり食べられないことはなく、若い葉は食用になるとのことですが、当地方で食べる習慣はありません。群生しているオタカラコウは圧巻です。