ホオノキの大きな花2021/05/26

梅雨に入りスカッとしない天候の下、モクレン科のホオノキがスッキリと今年も大きな花を咲かせています。何もかもスケールの大きな木、樹高は20m前後、葉も30㎝~40㎝はありそう、花もダイナミック、スプーンのような花びらの一枚が10㎝はありそう、それが8枚。大きな葉の真ん中にふっくらと咲いています。甘いような不思議な香りがします。

名の由来は、若葉の頃に食べ物を包んだことから「包の木」ホオノキ。ハチ北にはトチノキもたくさんあり、葉だけ見ると似ていますが花が咲くと全く別のものだと実感しますね。

花びらの先端がクルッと丸まっています。

この花は終わりの頃なのか何の香りもしません。大きなコガネムシが長い間ゆっくりとグルグル回っています。上の方には行かないのでここに蜜でもあるのでしょうか。見ていて飽きることのない木です。