ノキシノブ2019/01/03

雪の中でもノキシノブが青々と葉を茂らせています。和名が軒忍で、家の軒先に生育し、土が無くても堪え忍ぶという意味。軒先でなくても、何でこんな所にというような場所によく生育しています。

苔むした樹木や石垣など良く見かけます。降雨時にしっかり水分を吸収し、乾燥が続くと葉を内側によれるように丸めて、次の降雨を待つのだとか。石垣の石の間は比較的水分があるのかな。それにしても何でこんな過酷な場所にばかり生育するのだろう。子供の頃、この草は気持ちの悪い草の印象があります。裏の茶色の胞子嚢のせいだったのか。今の時期、ほとんど毎日雨か雪が降っているのでノキシノブにとっては、いつでも水分補給が出来る良い季節なのかも。