トモエソウ2019/07/28

オトギリソウ科のトモエソウが華やかに咲いています。葉は披針形で、上から見ると十字対生になりすっきりとしたきれいな形です。名の由来は咲いた花の形が一方に歪んで回転したようになるため「巴」という名が付いています。勾玉のような形の花びらが同じ方向に5枚付いている感じでしょうか。(トモエソウと聞いたときは巴御前の舞う姿から付いた名かなと思ったものですが全く違いました)。野に咲くオトギリソウの仲間の中では最も大きな花です。

どの花も同じ方向に向いて咲くと思ったらそうでもなく、1株の花でも右向きのもの、左向きのもの一緒に咲いているので決まってないようです。この株では中央の大き目の花は左、右の花は右に向いています。1日花で午後になるとしぼんでしまいます。