ソヨゴの実2018/12/26

ソヨゴの実が可愛く赤くなっています。冬枯れの林の中、常緑樹のソヨゴは目を引きます。葉の縁が波打って奇麗だし、長い柄に付く赤い実も可愛いし、ソヨゴと言う名の響きも爽やかなこともあり好きな樹木のひとつです。名の由来は、波打った葉が風がふくとソヨソヨと音を立てるので「ソヨゴ」ということ。

モチノキ科の木でモチノキやクロガネモチの仲間ですが、モチノキほど実付は密ではなくあまり庭木になっていないようです。ネットでシンボルツリーを引いてみると結構出てくるのですが。

山野でこの木を見つけ、「ああ、ソヨゴだなあ」と葉や花等をみて、根元を見るとひこばえの芽というか、次の世代が何本も出ているのを良く見ます。ズミも倒れた根元によくひこばえを出しているので、ソヨゴも倒れやすいのでしょうか。これもソヨゴやズミの生き残りの戦略なのかと改めて植物に感心します。